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新品 :1171838947
中古 :1171838947-1 |
メーカー | 004724b3a2 | 発売日 | 2025-04-02 21:44 | 定価 | 3391円 | ||
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カテゴリ |
Rebelle 立ち向かう女 ~《カルメン》の初演歌手ガリ=マリエのためのアリアを集めて
エヴァ・ザイシク、ピエール・デュムソー、フランス国立リール管弦楽団
1. フェルディナン・ポワズ(1828-1892):
誰もが知るコロンビーヌ(歌劇《恋の驚き》〔1877〕第2幕より)
2. アンブロワーズ・トマ(1811-1896):
あそこに彼女が(歌劇《ミニョン》〔1866〕第2幕より)
3. ジョルジュ・ビゼー(1838-1875):
ハバネラ「恋は野の鳥」(歌劇《カルメン》〔1875〕第2幕より)
4. ルイ・デフェス(1819-1900):
恋と悦楽の夜(歌劇《フェルナンドの結婚》〔1878〕第1幕より)
5. ジャック・オッフェンバック(1819-1880):
ごらんなさい、褐色の夜に(歌劇《ファンタジオ》〔1872〕第1幕より)
6. ヴィクトール・マッセ(1822-1884):
間奏曲(歌劇《フィオール・ダリザ》〔1866〕第5幕より)
7. マッセ: 母はさすらう民の出で(歌劇《フィオール・ダリザ》第3幕より)
8. エルネスト・ギロ(1837-1892):
クリスマスよ!もう!(歌劇《ピッコリーノ》〔1876〕第1幕より)
9. トマ: 君よ知るや南の国(歌劇《ミニョン》第1幕より)
10. ビゼー: セギディーリャ「セビーリャの砦近くの酒場で」(歌劇《カルメン》第1幕より)
11. エミール・パラディール(1844~1926):
前奏曲(歌劇《行きずりの男》〔1872〕より)
12. パラディル: 愛しい恋人よ(歌劇《行きずりの男》より)
13. ジュール・マスネ(1842-1912):
眠れ、友よ(歌劇《バザンのドン・セザール》〔1872〕第2幕より)
14. アルベール・グリザール(1808-1869):
え!負けてしまったの?(歌劇《ポルシュロン地区》〔1850〕第3幕より)
15. オッフェンバック:
美しさは天からの授かりもの(歌劇《ロビンソン・クルーソー》〔1867〕第3幕より)
16. ジュール・コーエン(1830-1901):
意気地なし!誰が助けるものですか(歌劇《ジョゼ=マリア》〔1866〕第2幕より
エヴァ・ザイシク(メゾ・ソプラノ)
フランス国立リール管弦楽団
ピエール・デュムソー(指揮)
録音: 2024年9月4-7日
新世紀音楽堂(オーディトリアム・ドゥ・ヌーヴォー・シエクル)、
リール(フランス北東部ノール地方)
収録時間: 61分
【ザイシクの快挙! 初演150周年に寄せ、最初のカルメン役歌手が見た地平に迫る】
2025年に初演150周年を迎えるフランス・オペラの最高峰、ビゼーの《カルメン》。その初演歌手セレスティーヌ・ガリ=マリエ(1837-1905)は、日本でも大正期以来「君よ知るや南の国」で知られてきたトマの傑作歌劇《ミニョン》(1866)初演時の表題役も歌っていた大物メゾ・ソプラノでした。他にもオッフェンバックや若きマスネなど、第二帝政~第三共和政期を代表するフランスの歌劇作曲家たちが続々と新作初演を任せたガリ=マリエに敬意を表し、その活動歴を彩った作品からのアリアを集め彼女の在りし日の輝きを蘇らせたのは、フランス・バロックの名解釈者として最前線の指揮者たちから絶大な信望を集めるエヴァ・ザイシク! 歌詞と旋律線を明瞭に伝える衒いない歌声をしなやかに操り、カルメンと同じく何者にも縛られず運命に立ち向かう女主人公たちを活き活きと描き出します(アルバム表題はカルメンのハバネラ「恋は野の鳥 L’amour est un oiseau rebelle」に由来)。ポワズやデフェスら生前の人気に比して滅多に作品が録音されない重要歌劇作曲家たち、またパルディルやマッセなど静々と再評価されつつある名匠たちの「これぞ舞台音楽」ともいうべき芸術性に触れられるのも嬉しいところ。ボルドー歌劇場でのドビュッシー《ペレアスとメリザンド》全曲録音(ALPHA752/国内仕様盤NYCX-10240)で好評を博したピエール・デュムソーも、リール管弦楽団を絶妙のドライブ感で率いてザイシクの歌を丁寧に彩り、各作品の魅力を十全に伝えてくれます。
2025年に初演150周年を迎えるフランス・オペラの最高峰、ビゼーの≪カルメン≫。その初演歌手セレスティーヌ・ガリ=マリエ(1837-1905)は、日本でも大正期以来「君よ知るや南の国」で知られてきたトマの傑作歌劇≪ミニョン≫(1866)初演時の表題役も歌っていた大物メゾ・ソプラノでした。他にもオッフェンバックや若きマスネなど、第二帝政~第三共和政期を代表するフランスの歌劇作曲家たちが続々と新作初演を任せたガリ=マリエに敬意を表し、その活動歴を彩った作品からのアリアを集め彼女の在りし日の輝きを蘇らせたのは、フランス・バロックの名解釈者として最前線の指揮者たちから絶大な信望を集めるエヴァ・ザイシク! 歌詞と旋律線を明瞭に伝える衒いない歌声をしなやかに操り、カルメンと同じく何者にも縛られず運命に立ち向かう女主人公たちを活き活きと描き出します。ポワズやデフェスら生前の人気に比して滅多に作品が録音されない重要歌劇作曲家たち、またパルディルやマッセなど静々と再評価されつつある名匠たちの「これぞ舞台音楽」ともいうべき芸術性に触れられるのも嬉しいところ。 (C)RS